物流用語集

か~こ
  語句 意味
在庫回転率

原材料や製本などの在庫が会計年度中に何回転効率よく得られているか表した指標をいう。この回転率が高いほど効率的に行われているかがわかる。在庫の多い、少ないという場合は、在庫期間率でも見ることが出来るが、一般的には在庫回転率を使用することが多い。 1ヶ月の在庫回転率 = 1ヶ月の出庫量 ÷ ((月初の在庫量+月末の在庫量)÷2)

  在庫管理 納期遅延・欠品防止による顧客への注文から納入までのサービス向上とともに、それに伴う在庫費用、製造費用、輸送費用等のコスト削減を目的としている。そのための手法として、定期発注方式、発注点方式、定量維持方式、定量定期発注方式などの在庫管理方式がある。
  在庫調整 企業が、その時々の経済動向や需要動向にあわせて在庫量を増減して調整することをいう。景気が落ち込んでくると在庫は増大しがちになるが、それを抑え、適正水準まで減少させて、生産制限をしたり、安売りによって在庫処分したりする。
  在庫日数

手持ちの在庫商品が何日分の在庫額に相当するかをいう。 手持ち在庫日数=在庫高(売価)÷1日平均売上高

  才寸

カートンなどのサイズを表す単位。計算方法はタテ×ヨコ×タカサ(単位メートル)÷0.027 30センチ立方で1才となる。1才は容積にして約0.028m3、重量にして約8kgを指す。

  サイドフォークリフト

つめの出し入れが前後方向のみだけでなく、左右にも動かせるフォークリフト。

  先入れ後出し 先に入ったものは奥に、または下積みになる。取り出しを手前から行えば順序が逆になることを言う。作業エリアを少なくできる反面、滞留時間のばらつきが大きくなり、品質の低下や下積みによる影響もでやすい。反対:先入れ先出し 類似:待ち行列
  先入れ先出し 保管物品の品質が長期滞留によって劣化することを防止するもので、その物品を取り出す場合、保管経過時間の長いものから順に行うことをいう。FIFOと略称する。
  サードパーティーロジスティクス 荷主側に配送、在庫管理などの物流システムを提案し、その結果として全面的に物流業務を委託することをいう。カギを握るのは混載力と設備投資能力。1st Party(荷主企業)と2nd Party(物流企業)に対して、3rd Party(3PL企業)は利用運送業者を指します。実運送は傭車や利用運送によるものが一般的で、コスト低減の利益を契約によって荷主と折半する。
  サプライチェーンマネジメント 小売から卸や物流、部品メーカーまでの流れを一つのチェーンに見立て、販売や生産、在庫などの情報を企業間で共有して納期短縮や在庫削減につなげ、経営効率を向上させる手法をいう。
  三六協定 労働基準法は労働時間・休日について、1日8時間、1週40時間及び週1回の休日の原則を定め(法定労働時間という)、これに対して同法第36条は「労使協定をし、行政官庁に届け出た場合においては、~(途中略)その協定に定めるところによって労働時間を延長し、又は休日に労働することができる。」として、残業や休日労働を行う場合の手続を定めている。 この労使協定のことを、法律の規定条項をとって「36協定」と呼ぶ。早出、残業が常態化している物流業にとって重要な法律。
  三温度帯 物流においては配送・保管時の温度指定を指す。一般には冷凍・冷蔵・常温の3種類で呼ばれ、これらを総称して3温度帯という。実際には配送商品の特性に合わせて非常に細かい区分があり、温かい順から(1)加温品(20℃以上)、(2)常温品(20℃~10℃)、(3)定温品(チルド:5℃~-5℃、氷温:0℃~-3℃、パーシャル:-3℃)、(4)C3級(10℃~0℃)(5)C2級(0℃~-10℃)、(6)C1級(-10℃~-20℃)、(7)F1級(-20℃~-30℃)、(8)F2級(-30℃~-40℃)、(9)F3級(-40℃~-50℃)、(10)F4級(-50℃以下)に区分されている。
  産業廃棄物 事業活動に伴って生じた廃棄物で、法令において定めたもの(燃え殻・汚泥・廃油等)をいう。原則として排出事業者が処理する責任を負われる。
仕掛品 目的とする品物を製造するために、製造が完了していない製品で外部に販売出来ない状態をいう。また生産過程において、資材、完成品在庫として把握されている品目以外(一部加工してあれば)は全て仕掛品と認識される。仕掛品の回転率によって、生産工程の巧拙や合理化の程度を知る手がかりを得ることができる。
  じか積み(じか置き) パレットを使用せずに物品を床から直接積み重ねる方式をいう。平置きともいう。
  時間指定便 届け先に対して、指定された時刻に荷物を届けるシステムをいう。荷主の希望により指定時刻は設定されるが、特定の時間に配送が集中するため、コストアップの要因のひとつとなっている。
  下請運送 例えば、A運送人が荷主から貨物の運送を引き受け、B運送人がその下請けとして実際に貨物輸送することをいい、この場合、A運送人を元請運送人、B運送人を下請運送人という。
  実運送 自ら輸送手段を保有して貨物の運送を行うことをいう。貨物運送取扱事業法により規定された概念で、これに対し、自ら輸送手段を持たずに実運送を利用して行う運送を利用運送という。
  実車率

自動車の利用効率を示す指標をいう。
実車率=全走行距離(貨物を積まない時も含めて走行した全てのキロメートルを走行キロ)÷実車距離(全走行距離に貨物を積んで走行したキロメートルを実車キロ) 逆に空車距離の占める割合を空車率という。当然、実車率が高いほど生産効率が高いことになる。

  実勢運賃 運送事業の料金は多くの場合、認可制あるいは届出制となっており、一定の幅の中で運賃を確定することが定められているが、企業間取引が中心となる貨物輸送サービスにおいては、荷主と輸送会社間の価格交渉によって運賃が決定する運賃を実勢運賃という。
  実働率

自動車の利用効率を示す指標をいう。 実働率=任意の期間中における実働車(貨物または旅客を乗せ走行した自動車)の延稼動日数÷登録自動車の実在延日数

  自動車NOx・PM法 2002年10月に環境省が定めた法律をいう。同法の排出ガス基準(車両総重量3.5トン超のトラック・バスの場合:NOx:5.9g/kWh:PM:0.49g/kWh)を満たさない商用車およびディーゼル乗用車には規制地域内での使用可能最終日が定められ、規制に対応できない車輌は車検を通すことが出来ず、その域内を走行する事ができない。現在の規制地域は東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県、三重県、大阪府、兵庫県(全域ではない)。
  自動仕分けシステム

重量や送り先などの指定された基準に従い、荷物を所定の位置に自動的に分類するためのシステムで、運搬機器、センサー、コンピュータの組合せによる。バーコードが主流であるが、一部ではOCRや音声入力なども使用される。
卸や小売業の物流センターでは、段ボールや通箱(オリコン)に得意先を示すバーコードラベルをはり、コンベアに流すとスキャナがバーコードを読み取り、自動的に指定のソーター(ライン)に商品が流れていく自動仕分け装置が多く導入されている。通常、店舗別の仕分けラベルは納入業者が段ボールにはって物流センターに納品している。

  自動倉庫 多層の固定ラックに在庫を保管する倉庫で、スタッカークレーン、制御装置、在庫管理装置等により入出庫作業を自動化した多段高層ラックをいう。空間効率が高く、また機械化による省力化、作業の安全性向上、先入れ先出しが可能になるメリットがある。
 

自動発注システム (CAO)

各商品の在庫数をコンピュータが常に把握し、発注時点であらかじめ決められている発注点(在庫数)を下回ると、自動的に計算された発注指示が仕入れ先に送信されるシステムをいう。発注作業が簡素化されるため、発注ミス、在庫不足の軽減メリットがある。
  自動搬送システム 物流センターでの各作業工程の間を製品もしくは商品を積載して所定の場所へ自動で運搬するシステムをいう。
  ジャスト・イン・タイム(JIT) 必要なものを、必要な時、その都度、必要なだけ、必要な場所に届けるという方式をいう。各工程間のやり取りで、後工程から前工程に対しての引き取りや運搬の時期、数量などを指示し、前工程へ仕掛けを指示するものをかんばんという。一方で段取り変え作業時間の削減がなされた。頭文字をとって「JIT(ジット)」とも呼ばれる。
  従価率、従量率 営業倉庫で使用する保管料の算定区分をいう。従価率は寄託申込価格の1000円について銭単位で、また従量率は1トンにつき円単位で、それぞれ甲・乙・丙級地別、品目別に定められており、従価率と従量率を合計したのが基本料となる。
  従価料金方式契約 物流業務一括受託における契約方式をいう。物流業務を完全に物流企業に委託し、その料金を荷主側の売上高のパーセンテージという比率で支払う。比較的良好に運用されているケースが多いが、現在の不景気により、当初設定した従価率では固定費が賄えないケースが発生し、現在は必要固定費+従価料金方式の契約形態への移行が一部で行われている。
  集配

集荷と配達双方の営業行為をいう。貨物の発生地におけ結接点(ターミナル、デポ等)までの貨物を集める行為と貨物の到着地における結接地からの貨物を配る行為とを総称した用語。

  集配区域

配送センター間を大型車で大量輸送し、方面別に仕分け、小型車に積み替え配送する、集荷、配送の区域。

  樹脂パレット

プラスチックの成形性と鉄の強度を組合せて制作されたユニットロード編成のためのパレット。

  酒税法 酒類の税について定めた法律をいう。アルコール分1%以上の飲料水は全て税法上「酒類」とみなされる。酒税は、出荷時に課税され製造者が国に税金を納めなければならない。税率は酒類の種類別・級別・アルコール分別に、リットル当たりの基本額および加算額が定められている。高級洒類で税抜価額が一定額をこえるものについては従価税率が適用される。
  シュータ

薄板で作られたガイド。シュート(Chute)ともいう。出荷方面毎に商品を配分するためのコンベヤの出口。 製品やスクラップなどの自重を利用し、一定方向に品物を搬出させる。最も容易で安価な対象物の搬送手段。

  出荷 物流センターまたは工場から外部に対して、製品、商品を配送することをいう。
  出庫 倉庫内(保管場所)から、出荷エリアへ荷物を取り出すことをいう。
  出庫予約棚

自動倉庫システムにおける出庫棚のこと。在庫管理用のコンピュータが割りつけをすることにより、荷出しをする棚が確保される。

  シュリンク包装 荷物を複数個まとめてシュリンクフィルムで覆い、加熱して荷の形に密着させる包装方法。
  消費者物流 消費者を主な顧客とし、輸送だけでなく包装、荷役、保管を行うサービスのこと。宅配便、トランクルーム、引っ越し、などがこれにあたる。
  商品回転率

商品に投下した資本の回転率を示す値で、一定期間に手持ち商品が何回転したかを表す数値。
一般的には次の式で算出される。
※商品回転率=期間売上高÷(期首在庫高+期末在庫高÷2) 商品回転率は通常一カ月、一年などの単位で表されることが多い。商品回転率が高いことは、商品投下資本の回収期間が短く、資本効率の良さを示す。回転率向上は売上高の増加、在庫量の削減、または両方を同時に行う必要がある。

  商物分離 営業所と倉庫を分離し、物流センターなどへ商品を集中させ、各営業所からの指示で出荷する方式。
  静脈物流 回収物流。最終消費者まで行き渡った製品・商品をリユース・リサイクルの目的で集荷し、再資源化拠点まで運搬すること。消費のための動脈物流に対し、これと対照して静脈物流と呼ぶ。
商流 商品の売買を経て、商品の所有権が移転する商取引上の経路。
  シールピッキング

ピッキングの際に、あらかじめ出力したシールを商品に張りつけ、そのシールにより仕分け・検品を行う方法。 バラピッキングや検品作業の時間短縮・生産性向上を狙った方式の一つ。

  仕分け 品番別・ロット別など、作業リスト等をもとに、指示されたものを分けていく作業。
  シングルピッキング 出荷先ごとに行うピッキング方式で、摘み取り方式ということもある。
数量検品 商品の数量が、明細内容と合致しているかの確認作業。
  国際航空貨物代理店 航空貨物の受け渡しに関して、航空会社の業務を代行する事業者をいう。流れとしては荷主から受取った貨物を検才・検量の上、航空積荷受取証(AWB)を作成して航空上屋に搬入。通関後、運送書類とともに航空会社指定の保税上屋に搬入。
  スタッカークレーン 自動倉庫のラック間に設置され、前後・上下の移動機能をもったクレーン。棚から荷物を搬出・搬入するフォークを有し、一般的には制御装置により自動運転化されている。
  ストックロケーションシステム 倉庫内で保管スペースに番地を割当て管理する方法。自動倉庫の制御や無人搬送車、また作業者においても保管位置を探す手間が省ける。
  ストレッチ包装 荷物を包装する際に、1個ないしは複数個の周囲を、ストレッチフィルムで覆い包む包装方法。
  スピードリミッター規制 2003年に環境省が定めた法律。高速道路における大型トラックの速度超過による重大事故を防止する目的で制定。GVW(車両総重量)8トン以上、または最大積載量5トン以上のトラック(大型貨物自動車)で、新車及び平成6年排ガス規制適合車(KC-)以降既に使用している自動車にスピードリミッター装着が義務付けられた。装着した車輌はアクセルを踏んでも、90km/h以上のスピードが出ないよう機械制御される。
成果報酬方式契約 物流業務の受託における一つの契約方式。ゲインシェアリングとも呼ばれ、改善項目や改善方法、その期間を荷主と物流企業が合意し、双方による改善を行う。その結果削減ができた金額を、両社で分配する。
  積載効率 許容積載量に対し、実際に積載される貨物の割合。許容積載量に対して、実際に積載される貨物の割合
  センターフィー 卸売業者やメーカーの納入業者が、小売業や卸売業の運営する物流センターなどへ商品を納入する際、そのセンターへ支払う使用料のこと。
小分け 商品を顧客が必要とする単位に分けて出荷することをいう。
  倉庫寄託約款

倉庫業法に基づき定められた、国土交通大臣へ届ける義務を負う、寄託者と倉庫業者との契約内容の標準を定めたもの。寄託者はその寄託約款を承認のうえ、寄託を申し込むことが原則。

  倉庫業法 倉庫業の適正な運営を目的として、1956(昭和31)年に制定された法律。倉庫業を許可制として、事前に倉庫寄託約款、及び料金を設定して届け出る。倉庫の位置や構造変更、設備については認可を得ること等の規制を設け、営業倉庫の区分を定めている。
  ソーター 荷物を品種別、方面別などの所定場所に仕分けをする機器。荷物に貼付されたバーコード等を読み取り、自動仕分けするものもある。
  ソーティング ある一定の基準に基づいて配置されるよう並べ替えること。



ページの先頭へ

■物流総合コーディネートもグリーンホームズにお任せ下さい。コストのかかる物流から利益を生む物流へ是非ご相談下さい。

  ■人から人へ


スポンサードリンク