物流用語集

か~こ
  語句 意味
はい 保管のために、貨物を荷崩れしないよう、変質しないように合理的に積んだ状況。パレタイズ以前の保管方法で、できるだけ小さなスペースに、多くの貨物を保管できるように組み立てる「はい付け」や、保管位置を替える「はい替え」の技術が重視される。荷上げ・荷下しのことを「はい作業」と呼ぶ。
  廃棄物処理法 廃棄物の処理及び清掃に関する法律の略称。廃棄物処理の基本を定めた法律で、廃棄物を適正に処理し、生活環境を清潔にすることにより、生活環境の保全及び公衆衛生の向上を図ることを目的としている。
  バイク便 1970年代後半の都市部における交通渋滞の日常化という環境変化の中で生まれたもので、オートバイによる即時配達を目指した輸送サービスのこと。
  配車管理 荷主の需要に応じて適切な車両を割り当て、配送完遂までの管理を行うこと。
  配車計画(支援) 配送効率を高めるため、配車をAI等によるコンピュータプログラムで管理、最適ルートや車両を自動的に選択するシステム。
  配送 拠点間の荷物の異動の内、比較的近距離・小口・短時間の荷物の移動を指す。
  配送センター 一定地域内の顧客に商品を配送するためのメーカーや卸売業、小売業の物流拠点。在庫保管型で主に大量・多品種の商品を一旦保管し、必要に応じて少量多頻度に出荷に対応している。
  配送料 主に荷物の輸配送について発生する費用。下記項目が挙げられる。
① チャーター料金(1車あたり)
② 混載料金(1個あたり)
③ 宅配料金(1個あたり)
④ 時間指定料金(トップ便など)
⑤ 特定荷物料金(クール便、ゴルフ便、スキー便など)
配送ルート 複数の納入先に対してある一定コースに従って配送を行う場合、定められた配送経路のこと。
  バース トラックターミナル等で荷積み、荷下しを行うスペースを指す。本来の用語の意味は船舶を停泊させるために所定の施設をもった停泊場所のこと。
  発地 荷物の積み込みを行う地点。
  バッチピッキング 受注締め切り時刻ごとに、1アイテム単位に総数(ロット)でピッキングして、それをオーダー先ごとに分ける方法。
  発注点方式 不定期定量発注方式ともいい、在庫量が一定水準まで減少したら一定量を発注することで適正在庫を保つ方法。出荷量の変動が少ない商品に向いている。
  八都県市排ガス規制 地方環境条例に基づく車種規制。2003年10月(神奈川県は2004年4月)、東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県の各都・県がそれぞれ定めた条例。(条例の名称は各都・県で異なる。規制地域内に乗り入れるディーゼルトラック・バスの全車両が対象)各条例の排出ガス基準を満たさない車両は初度登録から7年の猶予期間を経過すると規制地域内の走行が禁止される。排出ガス基準を満たさない車両は各都・県の知事が指定したDPFや酸化触媒NOxPM低減装置を装着か適合車へ乗り換えすることにより、規制値域内の走行が可能となる。
  バッファ 緩衝の意味。(一時的な)余裕、遊び。コンピュータで、データを一時的にためておくところ。物流業界では、急な出荷量や配送量の増大に対応するために確保しておく倉庫や車輌などを「バッファ倉庫」「バッファ車輌」などと言う。
  バックヤード 店舗において陳列する前の商品を一時的に保管しておく倉庫で、一般に店舗の裏側に設けられる。最近は店舗の在庫を極小にするため、バックヤードは縮小化の傾向にあり、配送センターからタイムリーに陳列場へ直接供給するシステムが主流となりつつある。
  バラ・ケース バラは単品、ケースは段ボールなどのケース、共にピッキングの単位。
  バラピッキング 単品ごとに商品を摘み取るようにピッキングすること。
  パレタイザ それぞれの層ごとに積み付けする「高床式または低床式パレタイザ」と単品個数単位で積み付ける「パレタイジングロボット」との2種類に分類される、物品をパレット上に自動積載する機械のこと。
  パレタイズ 入荷した貨物をパレット上に一定のパターンで積み付け、積み重ねてユニット化すること。
  パレチゼーション 貨物をパレットに積付けし、そのままの荷姿で輸送機関に積込み、輸送、及び荷卸しを行う方法で、荷姿の標準化とフォークリフトによって機械荷役ができるというメリットを持つ。
  パレット 物品を荷役・輸送・保管するために単位数量にまとめて載せる面とフォークなどの差込口を有する荷役台。木製やプラスチック製があり標準的な平パレットのほか、ボックスパレット、ポストパレットなどがある。その寸法は包装モジュール寸法(JIS Z0105)に準拠したものとなっている。
  パレット輸送 商品をパレットに積んだまま、コンテナ・トラック等積み込む事。入庫・出庫時にフォークリフトでの荷役のみになり、作業効率が高く、荷物の傷みも少なくなる。だが、一回に積み込める量が減るなどの、デメリットもある。
  パレート分析 横軸に問題の原因となる事象を多い順に並べ、縦軸に累積件数をとったパレート図から問題把握や解決策の検討をおこなうもの。 パレートの法則、すなわち"真に重要な問題は少ない、だから重要な問題を探しそれを重点的に改善する効果が大きい"ということに基づく品質管理七つ道具の一つ。
  ハンガーシステム アパレル製品をハンガーに掛けたまま輸配送から入庫、保管、仕分、店頭陳列などの物流作業を行うシステムのこと。 物流センターでは入庫から出庫までハンガーレールにより、自動搬送、自動仕分を行うことができ、作業の効率化、省力化が図れる。最近アパレルメーカーでは、廃棄ハンガーを削減するリサイクルシステムの一つとしての導入が進んでいる。
  ハンディーターミナル 一般的には携帯情報端末のことをいい、その中でも持ち運び可能なものを指す。チェーンストアでの発注端末をはじめとして、現在では棚卸、車載端末機、営業担当者用携帯端末機等応用が広がってきている。
  ハンドリフター 最大積載量が1000Kgの手動または電動でフォークを昇降させて運搬するパレタイズ荷物専用の手押し荷役機器。
  バンニング (デバンニング) コンテナに荷物を詰め込む作業をバンニングといい、コンテナから荷物を取り出す作業をデバンニングという。 荷主またはその代理人が直接行う場合と、コンテナヤードなどで船会社の委託を受けた港湾運送業者が行う場合がある。
ピース ピッキング単位の一つであり、ケースを開けて、中から取り出したばら商品1個1個を指す。最近の多頻度少量発注の傾向から、ピース単位での荷揃えが多くなりつつある。
  ピッキング 顧客からの注文・要求に応じて、その品物を在庫から選び出すこと。 顧客別に必要な数量を順にピッキングする「摘み取り方式(個別ピッキング)」と、同一物品をまとめてピッキングし、その後に顧客先ごとの仕分けを行う「種蒔き方式(トータルピッキング)」がある。
  ピッキングカート 台車にバーコードリーダや端末を搭載し、そこに表示された指示に基づいてピッキングを行う台車式のピッキングシステムのこと。
  ピッキングリスト 物流センター内で利用する作業伝票。通常は商品を集めるために、商品コードと数量が記載されている。集品作業の合理化のために、商品を保管してある棚や場所を示すロケーションコードで商品コードや紛らわしい商品名を見なくても作業ができるように工夫がされている。
  平置棚 主に、大物・重量物などを保管する棚のことを指す。重・中・軽量ラックも平置棚に分類される。
フィーダー輸送 鉄道駅から自宅までといった端末的な輸送手段。
  封かん機 容器にまとめる、または包装した状態の荷物を保護し開口部分を閉じるために用いる機械。装製作業等に用いられる。
  フォークリフト 走行できる車両の車体に、油圧で上下し、前後に傾くことのできるフォークを取り付け、パレットの差込口にこれを入れ持ち上げることで荷役をする。荷物をパレットに載せて移動させたり、そのまま積み重ねて保管したりするために用いられる荷役機械のこと。特殊自動車に分類されるためフォークリフト運転者の資格が必要となる。
  フォワーダー 自らは輸送手段を保有せず仲介人として荷主と輸送業者を結びつけるドアツードアー輸送(利用運送事業)を行う業者を指す。一般的には国際輸送を指し運送取次業、利用運送業、海運代理店業、航空代理店業、海運仲立業、港湾運送事業などがこれにあたる。
  複合一貫輸送 特定の貨物を鉄道車両・トラック・船舶・航空機などの異なった輸送手段を組み合わせて輸送すること。 物品の開封・組み換えなどをすることなく単一運送人の責任管理のもとで配送を行う。
  普通倉庫 特殊な貨物を除く普通物品を保管する倉庫。倉庫業法施行規則に定める一類倉庫・二類倉庫・三類倉庫および野積倉庫の総称。
  物流業務委託契約 業務委託とは荷主から物流企業へ物流業務を委託する際に取り交わす契約とその書面をさす。従来、物流業務については見積書を根拠に料金を設定し、電話や直接訪問による口頭指示で業務を進めていたケースが多かった。しかし、
①  委託内容が広範になり、責任が重くなったこと
②  要求する業務水準が高度になり、口頭だけでは伝えきれなくなる、また、実行できた場合、出来なかった場合の判断基準があいまいになること
③  市場の動向に応じて料金がどちらかの都合でスポット的に上下する
などの不具合が出てきてから、明確にお互いの役割と責任の所在を取り決める目的で作成されるようになってきている。
基本契約を結びそのうえで覚書で詳細な部分を取り決めるのが通例である。( 部分的委託契約、全面的委託契約)
  物流子会社 荷主企業が、自社の物流部門の一部または全部をプロフィットセンターとして分離させ、傘下の独立会社としたもの。自社で培ったノウハウを他社の物流に展開して収益源として活用することも可能となる。独立する物流部門としては、現業部門のみの場合もあるが、物流企画部門ともにスピンアウトする方が効果的な場合が多い。
  物流二法 トラックを自ら運行して輸送する事業と営業行為として輸送サービスを利用する事業を規定している法律が、それぞれ「貨物自動車運送事業法」と「貨物運送取扱事業法」である。これら2法を「物流二法」と呼ぶ。 1989年(平成元年)12月に成立し、翌年12月に施行された。特に「貨物自動車運送事業法」は1951年に成立した「道路運送法」を40年ぶりに大幅に改正したものとなっている。
  プライバシーマーク プライバシーマーク制度とは、個人情報保護に関する国内規格(JIS Q 15001)に適合した体制を社内に構築し、個人情報の取扱いを適切に行う事業者に対して、経済産業省の外郭団体/JIPDEC(及びその指定機関)が評価を行い、認定された企業に対して、その証となるプライバシーマークのロゴの使用許諾する制度。
  フラット料金 夜間・祝祭日等に荷役を行った場合の割増料金を基本料金に織り込んで設定した料金。
  フリーロケーション 商品を保管する間口を固定しない在庫管理方法。固定ロケーションに対し、棚の位置を荷ごとに固定しない方式。固定ロケーション方式にくらべて保管効率がよいが、コンピュータによるロケーション管理が必須。
  プロフィットセンター 事業部制のように、収益と費用の両方を含む利益について責任をもつ企業内の構成単位。 物流部門は費用責任をもつコストセンターと考える企業が多いが、社外の企業の運賃や料金よりも安価なコストを設定する事で、利益を生み出すプロフィットセンターと位置付ける企業も増えている。直接的に利益を生み出す部門のこと。対照的に利益を生み出さない部門を「コストセンター」という。
  フローラック 棚の後ろから商品を投入すると、スロープを使って前面に商品が出てくる棚のこと。ラックにローラーコンベアやホイールコンベアを傾斜させて取り付け、品物を高所側から入荷し低所へ重力で自走させて送り込む方式のもので、品物は先端で停止して貯蔵される。低所から出庫され先入れ先出しとなるので、長期保存すると品質の悪くなるような品物の保管に最も適している。
ベンダー管理在庫方式(VMI) サプライヤーと顧客との間で事前に取り決めした在庫レベルの範囲内で適切な在庫レベルと在庫ポリシーを決め在庫を補給すること。つまり納入業者に小売の発注業務を委託すること。小売・メーカー双方が需要予測を行い、小売から販売情報と店頭在庫の量がメーカーに伝わると、店頭在庫の補充量が算出でき、出荷を指示する。小売店は発注業務をしない。
  ベンダーマーキング 小売業の値札を納入業者(ベンダー)が作成、または小売業から値札の提供を受け、納入業者が商品に取り付けて納品すること。物流事業者で要求される流通加工作業の代表的なもの。 値札に表示する内容(売価、部門コード9Aは、納入先の小売業から指定される。最近は小売業のPOSシステムが普及してきているため、バーコード値札が多くなってきている。バーコード値札では、色・サイズ別に作成、取り付けるケースが多いため、納入業者の作業負担が大きくなってきている。ベンダーマーキングはソースマーキング率が低い衣料品、身の回り品などの商品で多く実施されている。
  ベンチマーキング 在庫、コスト、生産性、サイクルタイム、受注処理法など他社の優れた水準ややり方をベンチマーク(目標対象)とし、現在の自社のレベルを認識・発見するとともに、そのギャップを把握し、ベンチマークの優れたやり方を学ぶことによって、自社の改善や革新を駆動する方法。経営の抜本的改革を進めるため、プロセスからベスト・プラクティス(最高の実践方法)を探り、それに向かって自社のプロセスを変革していくという手法。その際、指標(ベンチマーク)を用いることにより、現状を客観的に把握し、改善についての具体的な目標を与えることができる。
包装 物品の輸送や保管において、価値及び状態を保護するために適切な材料、また容器などに施す技術および施した状態のこと。さらに、これを個装(物品個々の包装)、内装(包装貨物の内部の包装)、外装(包装貨物の外部の包装)の3種類に分類している。また、輸送を目的としたものを工業包装、販売を目的としたものを商業包装に区別し、工業包装を梱包としている。物品の輸送、保管、取引、使用などに当って、その価値および状態を保護するために適切な材料、容器などを施す技術、または施した状態。パッケージングともいう。
  保管 輸送が物品の空間的距離を埋める手段であるのに対し、保管は物品の時間的距離を埋める手段である。社会経済的にみても、価格調整機能があることや安定供給機能があることなど、流通の重要な一部を占めている。物品を預かって、傷つけたり失ったりしないように保存・管理すること
  保管料 一般的には倉庫営業者が物品を保管する報酬として受け取る一定の料金。倉敷料。荷物を特定の場所に保管しておくことについて発生する費用。保管料には契約方法により多数の計算方法があり、主に次のような項目になる。
① 保管場所を借りる(賃借料)、保管管理をお願いする(保管料)単位:坪(3.3㎡あたり)、パレットあたり(1.1×1.1m)、立米あたり(1m3)1ユニットスペースあたり(1棚など)、重量あたり(kg・t)、商品1個あたりなど
② 出し入れの作業をお願いする(入出庫料)、在庫管理をお願いする(在庫管理料)1回あたり、1個あたり、1作業あたり、定期的作業1式あたりなど
  補充発注 在庫が一定量になる様、現在の数量との差数分発注すること。工場では資材、原料、素材、部品の補充、配送センターでは保管 棚の品物の補充、店舗では陳列棚への品物の補充がある。
  保税 保税外国貨物。外国からきてまだ輸入許可がおりていない貨物のこと。この状態の貨物を保税貨物といい、それを置くことができる地域を保税地域(保税倉庫、保税上屋など)という。関税の徴収が留保されている状態をいう。
  保税蔵置所 保税外国貨物の積卸し、運搬及び3ヶ月蔵置できる場所として税関長が許可したもの。輸出入貨物の税関手続きを簡易、迅速に処理するために設けられたもので公共的性格を有する指定保税地域の補完的役割を有する。その設置場所は屋内、屋外を問わず野積場、貯木場等露天施設も含まれる。
  保税地域 外国貨物に対する輸入税の賦課を猶予したままの状態で蔵置できる地域。我が国では外国貿易において貨物の輸出又は輸入をするにあたり、通関手続きを必要とし、従って貨物の国内への引き取り又は船舶・航空機への積み込みに当たっては、通関手続きを行う間貨物を蔵置しておく施設が必要となる。指定保税地域、保税上屋、保税倉庫、保税工場、保税展示場の5種がある。
  ボックスパレット

側板が取り付けられた箱形状のパレットで、構造的には取外し式、折畳み式、固定式がある。 車輪付きのものをロールボックスパレットと呼ぶ。

  ボトルネック 〔瓶の首の意〕生産活動や文化活動などで、全体の円滑な進行・発展の妨げとなるような要素。隘路(あいろ)。障害。ネック。(労働力・土地・資本)の一部が不足すること、すなわち隘路(あいろ)(ボトルネック)が生じることで、生産が需要に追いつかず、物価が上昇すること
  保冷車 冷却装置を備えず、荷台を低温に保つ構造にしたトラック。低温にした状態で生鮮食品などを運搬するトラック。




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